ガンタンク強化計画
連邦軍は、星1号作戦決行に際し、宇宙戦におけるガンタンク高機動化の研究を行っていた。 そもそも、地上での運用を想定していただけに、宇宙でのガンタンクの不利は明らかであったが、その独自の形状から、ブースターユニットなどの直接装備は難しく、さらに連邦は星1号作戦に参加する艦船やMSの大量生産に入っていたため、ガンタンク用新兵器の開発は、後回しにされていた。 そこで、宇宙戦においてほとんど役に立たない下半身(ガンタンクBパーツ)を分離、コアブロックシステムを活用し、すでに完成していたコアブースターをドッキングさせることで機動性を高めるというコンセプトで実験は開始された。 写真は、サイド7宙域で実験を行うガンタンクコアブースター装備実験機である。もちろん第13独立部隊に配備されていた機体とは別の機体である。 しかし、実験は予想以上に長引き、結局実戦配備に至る前に終戦を迎えるのである。 | ![]() |